作成日:2010/06/15
【人事労務ニュース】平成21年度における脳・心臓疾患及び精神障害等に係る労災補償状況について(厚生労働省発表)
厚生労働省は、「平成21年度における脳・心臓疾患及び精神障害等に係る労災補償状況について」をまとめ公表しました。
これによると、脳・心臓疾患及び精神障害等の労災支給決定件数は昨年度より減少したものの、依然として高水準で推移をしています。
・過労死等事案の労災補償状況
請求件数767件、前年度に比べ122件(13.7%)減少、支給決定件数は前年度に比べ84件(22.3%)減少の293件。
・精神障害等事案の労災補償状況
請求件数1,136件、前年度に比べ209件(22.5%)増加、支給決定件数は前年度に比べ35件(13.0%)の減少の234。
精神障害等事案の請求件数の伸びは、平成16年度の524件から、5年間で1,136件まで倍増しています。今後、更に請求件数が増加すると考えられます。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000006kgm.html